【最新版】仮想通貨のスプレッドとは？損をしないためのポイントを解説！

スプレッド（Spread）とは、

「販売価格と売却価格の差」のことです。

仮想通貨の売買をする際に、

実質的な手数料として発生します。

スプレッドが5%だった場合、
1万円の取引で500円分が手数料です。
（例：買付時に2.5%/売付時に2.5%など）

今回は、仮想通貨のスプレッドについて徹底解説します。

この記事を読めば、スプレッドをばっちり理解できますよ。

そもそもスプレッドとは？

冒頭の通りスプレッドとは、

販売価格と売却価格の差のことです。

分かりやすく具体的な数字を用いると→

• 市場価格：1BTC=1,500万円
• 販売価格：1BTC=1,540万円
• 売却価格：1BTC=1,460万円
• スプレッド（円）：1,540-1,460=80万円
• スプレッド（%）：80÷1,500=約5.3%

スプレッドは「％」で表されることが多く、

市場価格で割ることで計算できます。

仮想通貨取引所には「販売所/取引所」があり、

「販売所」のスプレッドが割高です。

• 販売所：事業者と取引する
  • スプレッドが大きい
• 取引所：ユーザー同士で取引する
  • スプレッドが小さい

とはいえ、「販売所」にもメリットも。

詳しくは「【知っトク】販売所と取引所の違い」を参考にしてください。

国内5社のスプレッドを独自調査してみた！

	BTC	ETH	XRP
コインチェック	6.1%	7%	9.2%
ビットフライヤー	6%	7%	10%
GMOコイン	5%	5%	4.6%
ビットポイント	4.7%	7.1%	9.1%
ビットトレード	5.8%	5.1%	3.6%

上記は国内取引所5社における、

販売所のスプレッドをまとめた表です。

（2025年2月22日時点のはる調べ）

仮想通貨取引所・銘柄によって、

スプレッドに違いがあります。

検証時の主要3銘柄のスプレッドに関しては、

• GMOコイン
• BitTrade（ビットトレード）

が総合的に割安な印象です。

タイミング次第で異なる可能性あり。

スプレッドを抑えて取引する方法

仮想通貨のスプレッドを抑える方法は→

• 取引所（板取引）を利用する
• 価格変動の激しいタイミングを避ける
• スプレッドの小さい事業者を利用する

取引所（板取引）を利用する

スプレッドを抑える1番の解決策は、

「取引所」を利用することです。

先ほど紹介した5社も「取引所」であれば

スプレッドはほとんど発生しません。

（0/ほぼ0が基礎水準）

価格変動の激しいタイミングを避ける

仮想通貨取引所のスプレッドは、

価格変動の大きい時に大きくなる傾向あり。

例えば、暴騰・暴落している時だと

スプレッドで損する可能性が高まります。

価格が上下に動いている時は、

多少待つのも1つの対策方法です。

スプレッドの小さい事業者を利用する

販売所を利用する場合、

スプレッドの小さい事業者を利用しましょう。

取引したい銘柄にもよりますが、

GMOコインが他社よりも割安な印象があります。

（あくまで検証時のタイミングに基づく）

スプレッドに関するQ&A

スプレッドに関してよくある質問は→

• スプレッドは常に固定されてる？
• スプレッドは気にするべき？
• スプレッドの計算方法は？

スプレッドは常に固定されてる？

スプレッドは常に変動しますが、

ある程度の範囲内で動いている印象です。

（仮想通貨取引所ごとに異なる）

スプレッドは気にするべき？

スプレッドの手数料はデカいので

取引金額が大きい人ほど気にすべきです。

例えば、5%のスプレッドだとすれば、

• 10,000円→500円分
• 100,000円→5,000円分
• 1,000,000円→50,000円分

が手数料相当分になります。

スプレッドの計算方法は？

スプレッドの計算例は以下の通り。

• 市場価格：1BTC=1,500万円
• 販売価格：1BTC=1,540万円
• 売却価格：1BTC=1,460万円
• スプレッド（円）：1,540-1,460=80万円
• スプレッド（%）：80÷1,500=約5.3%

まとめ：スプレッドについて知っておこう！

スプレッド（Spread）は、

仮想通貨の売買時に発生する手数料です。

スプレッドを抑える方法は以下の通り。

• 取引所（板取引）を利用する
• 価格変動の激しいタイミングを避ける
• スプレッドの小さい事業者を利用する

仮想通貨売買に切り離せないので、

スプレッドはきちんと理解しておきましょう。